台湾大学出版センターの許可を受けて製品製作過程を共有させていただきます。
この3つの商品に興味がある方は、以下のリンクから台湾大学の校景立体マグネット（ギフトボックス付き）を購入してください。
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今回のクライアントは台湾大学出版センターで、3種類のイラストスタイルのマグネットを製作したいと考えていました。
クライアントは精密な土型製作とシリコン型のプロセスを理解しており、ポリレジン製品の製造プロセスにも精通していました。製品の色彩に非常にこだわりを持っており、鮮やかな色を使わず、色見本に従って色を調整する必要があるとのことでした。
コミュニケーションの誤解を避け、スムーズなサンプル製作を行うため、クライアントは各色のPantone色番号を提供し、色校正されたデザイン図稿を郵送して色調整に役立ててくれました。これはクライアントが色に対する要求が非常に高いことを示しています。
校門口
デザイン図は非常に明確で、土型彫刻では遠近感を表現し立体感を生み出すことが求められました。
クライアントが色のPantone番号を提供している場合、サンプルの彩繪を色見本と並べて撮影します。異なるカメラ、撮影環境の光、画面の表示によって色の見え方に大きな違いが生じることがあります。色番号があれば、色の誤りを減らすことができます。
特殊色以外のほとんどの塗料は工場内で調色され、Pantone色番号と完全に同じではないものの、非常に近い色にすることができます。
これら三つの商品の箱は、クライアントから提供されたもので、当社で組み立てて包装します。
傅鐘
この傅鐘の形状のマグネットには、底部を平らにするという小さなポイントがあります。これにより、マグネットとして吸着させるだけでなく、机の上に直立させることもできます。
土型はオイルクレイで作成され、衝突や圧力により変形するため、クライアントに実物を送ることはできません。正面、左側、右側、上面、下面など異なる角度から撮影してクライアントに確認してもらいます。
クライアントは背景の木をもう少し立体的にするよう要求し、土型の写真を確認した後、シリコン型を作成し、彩繪サンプルを製作します。
型を製作する際には、土型が破損するため、一度土型のスタイルを確認すれば、それ以降はスタイルを変更することはできません。
彩繪サンプルが完成すると、異なる角度からの写真を撮影し、クライアントに確認してもらいます。
彩繪サンプルが問題ない場合は、2個のサンプルをクライアントに送り、基準として保管します。これらのサンプルは量産品の彩繪の基準となります。
図書館
最後に図書館のモデルは、建築の細かいディテールと多くの線があるため、製作が少し難しいです。彩繪はイラストスタイルを実現する必要があります。
土型の段階では、彩繪の段階よりも頻繁に議論が行われます。一度型が確定し、型取りされた後は、再度スタイルを変更することはできません。
異なる角度からの写真をクライアントに送る際には、実際のサイズに縮小して全体のスタイルを確認してもらいます。この図書館モデルのマグネットはサイズが5x7cmで、小さなディテールを拡大して見るのではなく、全体のスタイルを見ることが重要です。
クライアントから提供された色番号と印刷稿に基づいて、指示通りに色を調整して塗装します。
紙箱とステッカーはクライアントから提供され、包装後に出荷します。